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●森武道具の手刺剣道具は、総て真綿と毛氈を芯材として使用しています。 | ||||||
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●森武道具の手刺は、「爪刺」です。 | ||||||
親指と人差し指の爪で、刺すポイントを押さえて締め込みます。締め込んだ部分を、緩まないように糸を引いて刺したものが「爪刺」です。裏側の糸目を小さくして。しっかりと布団の中に糸を緩みなく締め込んでいます。手で面布団の刺方向の直角に触れてみて下さい。布地は触れても刺糸は布団の中に枕んでいます。「爪刺」は、布団布地は長期の使用により擦り切れても刺糸は切れず、弾力が長期間維持することができ、布団本来の防具の役目を果たします。 | ||||||
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鹿革は、多くの革素材の中で繊維が一番細かく他に類するものがありません。 革の繊維は縦横無数に入り組んでおり、これが保湿性・吸湿性を持ち、クラリーノの手の内革のヌルヌル感がありません。 道具には木目の細かい繊維で小さいサイズの小唐が美しい表面を誇りますが、残念ながら近年は輸入されておりません。 |
●森武道具の使用する鹿革は、 ” チビ小唐 ” です。 |
チビ小唐は広げた新聞紙より一回りほど小さいサイズです。小唐鹿革より木目が細かく丈夫で最上の材料ですが、非常に扱い難い素材です。 森武道具は、輸入禁止前よりこの小唐革を確保してきました。 |
●燻し鹿革 |
茶鹿革は、鞣した白鹿革を燃やした藁の煙で燻して作られます。 藁の油が染み込み(加脂)、汗や油に対して丈夫になり、上品な色合いを醸し出します。今では作業が大変なため、茶色に染色した茶革がほとんどです。燻し茶鹿革を藍染めした鹿革が、 ” 燻し紺革 ” です。藍染めはアルカリ性で、アルカリ性に弱い鹿革を燻すことにより酸性化することで、丈夫さと保ちます。 現在ではこの製法は極めて少なくなりましたが、森武道具では、旺山手刺剣道具に使用しています。 |
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森武道具が世界に誇る抗菌防臭防具 | |||||||||||
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面は剣道家の大切な頭部を保護します。特に面金は重大な事故を防止するものとして、より良い面金が求められます。 面金はいたずらに軽くすれば良いとは限らず、軽くすればする程に、竹刀の打突による衝撃が強く感じられます。けれども重い面金は頚椎部にかかる負担が多くなります。この両者相反する特性の良いところを取り入れて、長年の研究開発・実験を重ねて完成したのがI・B・B面金(最適理想重心面金)です。 I・B・Bとはアイデアル・ベスト・バランスの略称で、面に於ける最も理想的な位置に重心を置くように設計された面金です。従来の当社の面金に比べて、重心位置を上部に17m/m、後方に7m/mずらすことに成功しました。 |
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I・B・B面金では面の重心と頭部の重心を一致させる事により、面との一体感が更に増し、体の動きにムダが生じません。強度では直進突圧力に対して、物見部分(目の当たるところ)で、1m/m拡大するのに、当社従来比でジェラルミン面金11.5kg、チタン面金25.3kgも強度を増大させており、対衝撃力による力積値(痛さを感じる力の値)の減少に多いに役立っています。 最高の技術により生まれた新しい面金を是非ともお試し下さい。 |
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